「管理部門」とひとくくりにされがちですが、一般事務と専門性の高い管理職とでは、転職市場の状況がまったく逆になっています。
管理部門の転職市場でいま起きていること
一般事務は供給過多、専門管理職は売り手市場
厚生労働省の令和6年9月分データでは、一般事務従事者の有効求人倍率は0.32倍、事務従事者全体の平均は0.42倍でした(出典: エン・ジャパン)。
1倍を下回っており、応募する側の人数が求人数を上回る、いわゆる買い手市場です。
一方、経理・財務、人事・総務、法務といった専門性の高い管理部門は、売り手市場が続く見込みとされています。
法務の平均年収は650万円で、**「求人倍率がさらに上がる見込み」**と分析されています(出典: MS-Japan)。
同じ「管理部門」でも、経験や専門性の有無で市場の向きが真逆になるという点が、この職種を考えるうえでの出発点になります。

経理はDX対応の人材が不足している
経理管理職165人への2025年8月調査では、6割以上が人材面に不安を感じており、DX未対応の要因として「人材不足」を挙げた回答が51.9%で最多でした(出典: インボイス社)。
転職を考え始めたら最初にやること
まず同条件の求人で年収水準を把握する
第一歩は応募ではなく、同じ職務・同じ経験年数の求人を10件ほど見ることです。
管理部門は年収の幅が広いため、自分の経験がどの水準で評価されるかを先に把握しておくと判断しやすくなります。
詳しくは転職するか迷っている段階では何をする?にまとめています。
需給の違いを踏まえてサービスを見る
こうした需給の違いから、管理部門向けの転職サービスも専門特化型が中心になっています。
当サイトで集めている各サービスの利用条件から、実際の選び方を見ていきます。
管理部門特化のサービスが中心
職務ごとに特化したサービスが中心
管理部門向けは、経理・財務、人事・総務、法務といった職務ごとに特化したサービスが中心です。
目的に応じて登録型・面談型を選ぶ
登録型と面談型の両方があり、専門性を評価してもらいたい場合は面談型、まず求人相場を見たい場合は登録型が選びやすくなります。
まとめ
- 一般事務は供給過多(有効求人倍率0.42倍前後)、専門管理職は売り手市場という真逆の状況
- 法務の平均年収は650万円で、今後さらに求人倍率が上がる見込み
- 経理はDX対応できる人材の不足が課題になっている
- サービスは職務ごとに特化したものが中心



