「登録したら電話がかかってくるのではないか」。
転職サービスを使う前に、多くの人が気にする点です。

結論から書きます。
連絡が来るかどうかは、そのサービスが「会員登録型」か「面談型」かでほぼ決まります。
登録する前に見分けられます。

連絡が多くなるのは、そういう仕組みだから

求職者は費用を払わない

転職エージェントは、求職者から料金を取りません。
企業に人を紹介し、採用が決まったときに企業から成功報酬を受け取る仕組みです。

職業安定法により、求職者から手数料を取ることは原則として禁じられています。
無料なのは善意ではなく、そういう制度だからです。

だから早く話したい理由がある

この仕組みのため、エージェント側には求職者と早く話したい理由があります。
話さなければ紹介できず、紹介できなければ報酬になりません。

連絡が多いと感じるのは、担当者の性格ではなく仕組みから来ています。
逆に言えば、この仕組みが動かないタイプのサービスなら、連絡は多くなりません。

会員登録型は3段階、面談型は4段階で、登録後に進む手順の長さが違うことを示した図
会員登録型は3段階、面談型は4段階で、登録後に進む手順の長さが違うことを示した図

サービスには2種類ある

会員登録型は、登録しても面談が発生しない

登録すると求人が見られるようになります。
こちらから応募するまで、担当者との面談は発生しないことが多いタイプです。

求人サイトの多くがこれに当たります。
「まず求人だけ見たい」という段階では、こちらが目的に合います。

面談型は、登録が面談の申し込みを兼ねる

登録した時点でキャリア面談の申し込みになり、日程調整の連絡が来ます。
転職エージェントの多くがこのタイプです。

種類 登録後に起きること
会員登録型 登録すると求人が見られる。応募するまで面談は発生しないことが多い
面談型 登録がキャリア面談の申し込みを兼ねる。日程調整の連絡が来る

名前では判別できない

問題は、名前から見分けられないことです。
「エージェント」と付いていても登録だけで求人が見られるものがあり、「サイト」と付いていても面談が前提のものがあります。

当サイトでは、各サービスがどちらに当たるかを職種ページに記載しています。

登録する前に確認しておくこと

「登録の次に何が起きるか」を読む

申し込みページに「登録後、担当者よりご連絡します」と書かれていれば面談型です。
「求人を検索できます」であれば会員登録型です。

連絡手段を選べるか

メール希望を選べるサービスがあります。
選択肢がある場合、登録の時点で指定しておくと後の調整が要りません。

対応地域に自分の勤務希望地が入っているか

見落とされがちですが、対応地域外だと登録しても紹介できる求人がありません。
この点は転職サービスは地方でも使える?で詳しく扱っています。

登録したあとに頻度を下げる方法

先に条件を伝える

すでに登録していて連絡が多い場合、次の順で対応すると収まりやすくなります。

  1. 連絡が取れる時間帯を伝える(「平日19時以降のみ」など)
  2. 連絡手段をメールに切り替えてもらう
  3. 転職活動の状況を伝える(「今は情報収集の段階です」)

担当者の変更を申し出る

言い出しにくく感じますが、多くのサービスに窓口が用意されています。
連絡の多さが担当者個人の進め方によることもあるため、有効な場合があります。

無視し続けるのは避ける

連絡が止まらないうえ、実際に条件の合う求人が出たときにも届かなくなります。
使わないと決めたなら、退会または利用停止の意思を一度伝えるほうが早く終わります。

まとめ

  • 連絡が多いのは仕組みによるもので、担当者の問題ではない
  • 会員登録型なら、面談の連絡は基本的に発生しない
  • 名前では判別できないため、登録前に「次に何が起きるか」を確認する
  • すでに登録している場合は、連絡可能な時間と手段を先に伝える
転職サービス登録前に知っておく3点をまとめた図。連絡は仕組みで決まる・2種類ある・連絡手段は選べる
転職サービス登録前に知っておく3点をまとめた図。連絡は仕組みで決まる・2種類ある・連絡手段は選べる