「地方だと転職サービスが使えない」という声があります。
実際に登録したものの、紹介される求人がほとんどなかったという経験談も見かけます。

ただし、その多くはサービスの選び方によるものです。

対応地域はサービスごとに違う

3つのタイプがある

転職サービスは、全国どこでも同じように使えるわけではありません。

  • 一都三県のみを対象にしているサービス
  • 主要都市に拠点を置き、その周辺のみを扱うサービス
  • 全国に拠点があり、47都道府県を対象にするサービス

対象が違うだけで、質の問題ではない

1つ目・2つ目に登録すると、対象地域外の人には紹介できる求人がありません。
サービス側の問題でも、利用者の経歴の問題でもなく、単に対象が違うだけです。

「地方では使えない」と言われるケースの多くは、都市部向けの大手を1社だけ使った場合だと整理されています。

求人を掲載している範囲より、実際に紹介してもらえる範囲のほうが狭いことを示した図
求人を掲載している範囲より、実際に紹介してもらえる範囲のほうが狭いことを示した図

サイト上では分かりにくい

掲載と紹介は別のこと

「全国の求人を掲載」と書かれていても、実際に担当者が付いて紹介してくれる範囲は限られていることがあります。
掲載と紹介は別だからです。

当サイトでの確認方法

当サイトでは、各サービスが公開している条件のうち対象地域を都道府県の単位で整理しています。
職種ページと職種診断で、自分の県が対象に入っているかを確認できます。

2種類を組み合わせる

全国対応で母数を確保する

全国に拠点があるサービスを1つ選び、求人の母数を確保します。

地域に強いサービスで地元企業を拾う

大手が扱っていない地元企業の求人が含まれます。

種類 役割
全国対応の大手 求人の母数を確保する
その地域に強いサービス 地元企業の求人を拾う

片方だけだと、母数か地元性のどちらかが欠けます。

リモート希望の場合は別に考える

「どこでもよい」と「リモートがよい」は違う

リモート前提で探す場合、勤務地を条件にした絞り込みはあまり意味を持ちません。
代わりにリモート可の求人をどれだけ扱っているかが基準になります。

オンライン面談に対応しているか

リモート希望の場合、対面での面談を前提にするサービスと相性がよくないことがあります。
登録前に確認しておくと、あとで調整が発生しません。

確認する順番

まず自分の県が対象かを見る

ここを飛ばして登録すると、そのあとの作業がすべて無駄になります。

次に組み合わせを決める

対象に入っていれば、全国対応と地域特化を1つずつ選びます。
リモート希望なら、勤務地ではなくリモート求人の扱いで選びます。

まとめ

  • 対応地域はサービスごとに違い、入口には書かれていないことが多い
  • 「地方で使えない」の多くは、都市部向けの1社だけを使った結果
  • 全国対応と地域特化を組み合わせる
  • リモート希望なら勤務地ではなくリモート求人の扱いで選ぶ
地方で転職サービスを探すときの3点をまとめた図。対応地域はサービスで違う・全国対応と地域特化を併用・リモートは別に考える
地方で転職サービスを探すときの3点をまとめた図。対応地域はサービスで違う・全国対応と地域特化を併用・リモートは別に考える