「転職するかどうか決めてから職務経歴書を作る」という順番を考えがちですが、実際にはこの順番が遠回りになることがあります。
完成度を求めるあまり着手が遅れ、いざ良い求人が見つかったときに間に合わない、ということが起こりがちです。
完成させてから動く必要はない
まとめて仕上げようとすると着手が遅れる
職務経歴書をまとめて仕上げようとすると、まとまった時間が必要になり、着手自体が後回しになりがちです。
求人を見ながら、少しずつ書き足していくほうが、実際には早く形になります。
求人票を見ながら骨格を作る
求人に書かれた「求める経験」を見て、自分が該当する経験を書き出す。
これを何件かの求人で繰り返すだけで、職務経歴書の骨格ができあがります。
最初から完成形を目指さず、箇条書きの経験リストを育てていくというイメージで進めます。
見た求人の数だけ書き足す経験が増えていくため、白紙の状態から書き始めるより負担が小さくなります。

「求める経験」に対応させて書く効果
要件と記載の対応度で判断される
書類選考は、求人票の要件と職務経歴書の記載がどれだけ対応しているかで判断される場面が多くあります。
自分の経験を並べるだけでなく、求人側の言葉に寄せて書くことで、選考担当者が経験を照合しやすくなります。
求人票に「マネジメント経験」とあれば、職務経歴書側も「マネジメント」という言葉を使って書くと、照合の手間が減ります。
誇張ではなく編集の作業
これは誇張して書くということではありません。
実際に持っている経験のうち、その求人に関連する部分を前面に出す、という編集の作業です。
求人ごとに全面的に書き直す必要はなく、共通の骨格を用意した上で、求人ごとに前面に出す経験を入れ替える程度で対応できます。
定期的に更新しておく意味
半年に一度の見直しで書き漏らしを防ぐ
転職を考えていない時期でも、半年に一度など決まったタイミングで職務経歴書を見直しておくと、担当した業務や身につけたスキルを書き漏らさずに済みます。
時間が経つほど、細かい業務内容や当時の工夫は記憶から薄れていきます。
担当した直後に書き留めておくことで、後から思い出す手間がなくなります。
好条件の機会にすぐ動ける
急に好条件の求人や、知人からの紹介話が出てきたとき、すぐに動ける状態を作っておくという効果もあります。
職務経歴書が古いままだと、直近の実績が反映されておらず、実力より低く評価されてしまうこともあります。
在職中に転職活動を進める場合の時間の作り方は、在職中の転職活動はどう進める?にまとめています。
まとめ
- 職務経歴書は完成させてから動くものではなく、求人を見ながら育てていくもの
- 求人の「求める経験」に対応させて書くと、書類選考で照合されやすくなる
- 半年に一度など、定期的に更新しておくと急な機会にも対応できる



